JR高槻駅より北へ徒歩5分 いわ鍼灸整骨院
なかなか治らないその痛み、あきらめずに当院へご相談下さい。
丁寧な問診・診察
わかりやすい説明
身体のバランスを整える、痛くない・熱くない施術です。
お知らせ
- 2025/01/22休診
- 都合により休ませていただきます。 : 2/27(木)午前
- 2024/11/26お正月休み
- お正月休み : 12/29(日) ~ 1/3(金)
- 2022/11/22(^-^)
- ホームページ更新しました。
About
特徴
スポーツ傷害・交通事故・婦人科疾患を得意とする施術をします。

適応症
神経痛 リウマチ 頸腕症候群 五十肩 腰痛症 頸椎捻挫後遺症 骨折 脱臼 捻挫 打撲 挫傷 むち打ち 月経痛 更年期障害 等

施術
鍼灸・手技・ストレッチ・テーピングを行います。


施術時間
午前9:00~12:00
午後4:00~ 7:00
休診 : 水・土曜日の午後 日曜日 祝日
料金
自費施術
鍼灸・整体・ストレッチ・手技・テーピング 5,000円~
小児はり
夜泣き・食欲不振・かみつき・夜尿など 500円
整骨保険施術
3割負担 初診1500円~ 2回目より900円~
2割負担 初診1000円~ 2回目より600円~
1割負担 初診500円~ 2回目より300円~
※30日以上あきますと初診料をいただきます。
+α 軽い鍼灸は1000円~いたします。
Access
〒569-1115 大阪府高槻市古曽部町1-1-8
JR高槻駅より北へ歩いて5分
TEL 072-681-3732
大きな地図で見る
Staff
鍼灸師 柔道整復師
岩 英進 (Iwa Eishin)

Gallery
Clinic
お灸女子
ストレッチ
yoga
やってみよう!
鍼灸の効果のメカニズム
鍼灸(しんきゅう)の効果のメカニズムについては、現代医学的にもさまざまな研究が進んでいますが、まだ完全に解明されているわけではありません。ただ、これまでの研究や臨床経験から、以下のようなメカニズムが関与していると考えられています。
神経系への作用
鍼(はり)や灸(きゅう)による刺激は、皮膚や筋肉にある感覚神経を通じて脳や脊髄に信号を送ります。この信号が以下の反応を引き起こすと考えられています。
痛みの緩和:鍼刺激によりエンドルフィン(脳内麻薬様物質)やエンケファリンなどの「痛みを抑える物質」が分泌される。
ゲートコントロール理論:痛み信号が脳に届くのを、別の神経刺激で「ゲート(門)」を閉じてブロックする。
血流改善
鍼灸刺激によって局所の血管が拡張し、血流が増加するとされています。
血流が良くなることで、酸素や栄養が組織に届きやすくなり、老廃物の排出も促進されるため、回復が早まると考えられています。
自律神経調整
鍼灸による刺激は、自律神経系(交感神経と副交感神経)のバランスを整える働きがあるとされます。
例:交感神経優位(ストレス状態)を抑え、副交感神経(リラックスモード)を活性化する。
これにより、睡眠の質向上、消化機能改善、免疫機能アップなどの効果が期待されます。
免疫系の活性化
鍼刺激により、白血球やナチュラルキラー細胞(NK細胞)の活性が高まることが報告されており、免疫力向上にも関与している可能性があります。
内分泌系への影響
ホルモンバランスに関与する視床下部-下垂体-副腎系(HPA軸)にも影響を与え、ストレスホルモン(コルチゾールなど)の分泌を調整する作用があるとも考えられています。
筋膜とは?
筋膜は、筋肉や内臓、骨などを包み込むコラーゲン繊維からなる組織で、体の中でネットのように張り巡らされています。健康な状態では柔軟で滑らかに動きますが、ストレスや運動不足、怪我などで癒着やこわばりが起きると、筋肉の動きが悪くなり、痛みやコリ、姿勢の悪化などにつながることがあります。
手技により、筋膜の動きをよくし、全身の連携をよくします。
陰陽五行論
陰陽五行論(いんようごぎょうろん)は、中国古代の哲学思想で、自然や人間のあり方を説明するための理論体系です。 陰陽論と五行説の2つの理論を組み合わせたものです。それぞれを簡単に説明すると以下の通りです。
陰陽論(いんようろん)
陰(いん)と陽(よう)は、すべての物事に存在する相反する2つのエネルギーや性質。
陽:明るい・動的・上昇・男性的・夏・昼 など
陰:暗い・静的・下降・女性的・冬・夜 など
陰と陽は常に対立しながらも、互いに依存し、バランスを取って世界を成り立たせている。
五行説(ごぎょうせつ)
万物は「木・火・土・金・水」の5つの要素(五行)から成り立つとする考え方。
各要素の性質
行 性質・方向 色 季節 臓器(中医学)
木 成長・東 青 春 肝・胆
火 上昇・南 赤 夏 心・小腸
土 安定・中央 黄 長夏 脾・胃
金 収縮・西 白 秋 肺・大腸
水 潤下・北 黒 冬 腎・膀胱
五行の間には「相生(そうしょう)」と「相剋(そうこく)」という関係がある。
相生(そうしょう)=生み出す関係
木→火→土→金→水→木
相剋(そうこく)=抑制する関係
木→土→水→火→金→木
気血津液
「気血津液(きけつしんえき)」は、東洋医学(特に中医学や漢方)の基本概念で、人の生命活動を支える重要な要素とされています。
気(き)
エネルギーや生命力のこと。
体を動かしたり、臓器を機能させたり、免疫力を保ったりするために必要。
「元気」「気力」「気が滅入る」など、日常の言葉にも反映されています。
血(けつ)
血液そのものに近い概念。
栄養や酸素を体中に届ける役割。
精神活動にも関与し、血が不足すると「不安」「不眠」「めまい」などの症状が出ることがあります。
津液(しんえき)
体の水分全般(リンパ液・唾液・汗・消化液など)。
津(しん):サラサラした水分(唾液、汗など)
液(えき):濃厚な体液(関節の潤滑液など)
潤いを保ち、皮膚や粘膜、内臓などの乾燥を防ぎます。
気血津液のバランス
この3つがバランスよく巡っていると健康が保たれますが、どれかが不足したり滞ったりすると、不調が出ると考えられています。
気虚(ききょ):エネルギー不足 → 疲れやすい、息切れ
血虚(けっきょ):血の不足 → 顔色が悪い、めまい、不眠
津液不足(しんえきぶそく):乾燥肌、のどの渇き、便秘など
五臓六腑
「五臓六腑(ごぞうろっぷ)」は、東洋医学や漢方において人体の内臓の働きを示す重要な概念です。
それぞれの臓腑が身体のバランスと健康を保つために重要な役割を果たしているとされています。
五臓(ごぞう)
主に“陰”の臓器で、エネルギーや血液などを蓄え、体の基本的な働きを担います。
肝(かん):血の貯蔵と流れの調整。情緒や目の働きにも関係。
心(しん):血液を循環させる。精神や意識の中心ともされる。
脾(ひ):食べたものを消化・吸収して気血を作る。思考にも関係。
肺(はい):呼吸をつかさどる。気を全身に分布させる。
腎(じん):生命エネルギー(精)を貯蔵。成長・発育・生殖に関係。
六腑(ろっぷ)
主に“陽”の臓器で、食物の消化・吸収・排泄を担います。内容物を貯めず通過させるのが特徴。
胆(たん):胆汁を分泌し、消化を助ける。
小腸(しょうちょう):栄養の吸収を行う。
胃(い):食物を受け入れ、消化の第一段階。
大腸(だいちょう):水分を吸収し、便を形成。
膀胱(ぼうこう):尿を貯め、排出。
三焦(さんしょう):実体のない器官で、気・水の通路や代謝機能の調整を担う。
外因・内因・不内外因
「外因・内因・不内外因(ふないがいいん)」は、東洋医学(特に中医学)における病因(病気の原因)を分類する考え方です。それぞれの意味をわかりやすく解説します。
外因(がいいん
外からの影響で病気になる原因。
自然環境の変化や気候などが体に影響を与えることによって発病します。
主 に「六淫(りくいん)」と呼ばれる以下の6つの自然現象が外因とされます。
風邪(ふうじゃ)=風(風邪などの原因)
寒邪(かんじゃ)=寒さ
暑邪(しょじゃ)=暑さ
湿邪(しつじゃ)=湿気
燥邪(そうじゃ)=乾燥
火邪(かじゃ)=熱・炎症
※「風邪をひく」という言葉はこの考え方から来ています。
内因(ないいん)
心や感情の乱れによる病の原因。
人の感情や精神状態が極端になったとき、体に悪影響を及ぼすとされます。
七情(しちじょう)という7つの感情が内因に含まれます。
喜(よろこび)
怒(いかり)
憂(うれい)
思(おもい)
悲(かなしい)
恐(おそれ)
驚(おどろき)
ストレスや精神的ショックなどが、内臓や気・血のバランスを乱して病気になると考えられています。
不内外因(ふないがいいん)
不内外因(ふないがいいん)
外因でも内因でもないその他の原因。
日常生活の不摂生や外傷、過労、飲食の不調和などが含まれます。
過労・過度な性生活
食べ過ぎ・飲みすぎ・偏食
事故やケガ
寄生虫や毒物
体質・先天的な要因
足関節捻挫
「足関節捻挫(そくかんせつねんざ)」は、いわゆる「足首のねんざ」のことを指します。スポーツや日常生活で足をひねったときによく起こるケガです。
足関節捻挫とは?
足関節周囲の靭帯(じんたい)や軟部組織が、捻る・ひねるなどの外力によって伸びたり、部分的・完全に断裂した状態です。
原因
スポーツ中のジャンプの着地ミス
凹凸のある道での踏み外し
ヒールやサンダルでの転倒
運動不足や筋力低下による不安定な足首
主な症状
足首の腫れ
痛み(特に外くるぶし周辺が多い)
皮下出血(内出血による青紫色の変色)
可動域の制限
体重をかけると痛む
程度分類(重症度)
軽度(1度):靭帯が軽く伸びただけ。腫れ・痛みは軽度。
中等度(2度):靭帯が部分断裂。腫れ・痛みが中程度、歩行困難なことも。
重度(3度):靭帯が完全断裂。著しい腫れ・痛み、歩行困難。
応急処置(RICE処置)
Rest(安静):負荷を避ける
Ice(冷却):冷やすことで腫れや炎症を抑える(15〜20分を1時間おきなど)
Compression(圧迫):包帯などで腫れを抑える
Elevation(挙上):心臓より高く上げて腫れを抑える
治療法
治療法軽度:冷却・固定・リハビリ
中等度:固定具(テーピングやサポーター)や理学療法
重度:手術が必要な場合もある
再発予防
ストレッチと筋トレ(特に足首周囲と体幹)
バランストレーニング(片足立ちなど)
適切な靴選び
テーピングやサポーターの活用
ジャンパー膝
「ジャンパー膝(jumper's knee)」は、正式には「膝蓋腱炎(しつがいけんえん)」と呼ばれるスポーツ障害です。特にジャンプを多く繰り返すスポーツ(バスケットボール、バレーボール、陸上競技など)をする人に多く見られるため、ジャンパー膝という名前が付いています。
ジャンパー膝の特徴
痛みの部位:膝のお皿(膝蓋骨)の下、膝蓋腱のあたり
痛みの特徴:
ジャンプ時や着地時に痛む
階段の上り下りや走るときに痛むこともある
初期は運動後に痛むが、進行すると常時痛むことも
原因
膝蓋腱に繰り返しかかる過度な負荷
筋力のアンバランス(大腿四頭筋の過緊張など)
柔軟性の不足
急な運動量の増加
フォームの問題(ジャンプ・着地の仕方など)
対処法
安静・運動制限:炎症がひどい時期はジャンプなどの負荷を避ける
アイシング:痛みが強いときは冷やすことで炎症を抑える
ストレッチ・筋力トレーニング:特に太ももの前(大腿四頭筋)の柔軟性を改善
フォーム改善:着地時の膝の使い方など、専門家と一緒に見直す
サポーター・テーピング:膝への負担を軽減
頸肩腕症候群
頸肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)は、首・肩・腕にかけての痛みやしびれ、こり、だるさなどの症状を引き起こす総称的な病名です。 特にデスクワークやパソコン作業を長時間行う人に多く見られ、筋肉の緊張や血行不良、神経の圧迫が原因になることが多いです。
症状
首や肩のこり、痛み
腕のしびれ、だるさ
手のしびれや冷え
頭痛、めまい(関連症状として)
集中力の低下や倦怠感
原因
長時間の同じ姿勢(特に前かがみ、PC作業)
姿勢不良(猫背、ストレートネックなど)
精神的ストレス
運動不足
手先を使う作業の繰り返し(工場勤務や美容師など)
対処
姿勢の見直し:モニターの高さ、椅子の調整など
ストレッチや体操:肩甲骨を動かす体操、首のストレッチ
温熱療法:入浴で血流改善
運動習慣の改善:軽いウォーキングや筋トレ
予防
1時間ごとに休憩・軽く体を動かす
デスク環境の見直し
ストレスコントロール
睡眠をしっかりとる
五十肩
「五十肩(ごじゅうかた)」は、日本語で一般的に使われる言葉で、 医学的には「肩関節周囲炎(けんかんせつしゅういえん)」や 「凍結肩(とうけつかた)/フローズンショルダー」と呼ばれる状態を指します。
五十肩とは?
主に40代〜60代に発症することが多く、「五十代で起こりやすい肩の痛み」ということから「五十肩」と呼ばれています。
肩の関節周囲の筋肉・靭帯・関節包などに炎症が起こり、痛みと可動域の制限(動かしづらさ)が生じます。
痛みは夜間に強くなることが多く、寝返りも困難になる場合もあります。
主な症状
肩を上げたり、後ろに回したりするのが痛い
夜中に痛みで目が覚める
髪を結ぶ、背中に手を回すなどの日常動作が難しい
時間が経つと痛みが和らぐが、動かしにくさが残ることもある
治療法・対処法
安静と痛みのコントロール
消炎鎮痛薬(湿布、内服薬)
痛みが強い時期は無理に動かさない
物理療法(リハビリ)
肩の可動域を回復するためのストレッチや運動療法
温熱療法で血行促進
自然経過
症状は通常数ヶ月〜2年ほどで改善することが多い
鍼灸治療の効果
痛みの緩和
鍼灸は、筋肉の緊張を和らげ、炎症を抑える作用があります。
神経の興奮を鎮めて、痛みの信号の伝達を緩やかにします。
血行促進
鍼やお灸によって局所の血流が良くなり、回復を早める効果があります。
可動域の改善
肩周辺の筋肉や関節包にアプローチして、
固まった部分の可動性を取り戻すことが期待されます。
自律神経の調整
鍼灸にはリラックス効果もあり、
慢性的な痛みで乱れがちな自律神経を整えることにもつながります。
家でできる予防・対策運動(痛みが和らいできたら)
タオルを使っての肩のストレッチ壁を使って手を少しずつ上に這わせていく運動
肩を回す円運動(無理のない範囲で)
もし症状が強く、日常生活に支障がある場合は整形外科を受診するのがオススメです。
バックハンドテニス肘
「バックハンドテニス肘」は、正式には外側上顆炎(がいそくじょうかえん)と呼ばれ、テニスのバックハンドショットで多く見られる肘の痛みです。特に前腕の伸筋群(手首を反らす筋肉)が酷使されて、肘の外側にある上腕骨外側上顆という部分で炎症が起こります。
症状
肘の外側が痛む(特に押すと痛い)
物をつかむ、持ち上げると痛い(コップやバッグなど)
手首を反らす、ひねる動きで悪化する(ドアノブを回す、雑巾を絞る等)
原因
テニスのバックハンド時に手首の使い方が悪い
ラケットが合っていない(重い、グリップが太すぎるなど)
前腕の筋肉が弱い or 柔軟性がない
オーバーユース(使いすぎ)
対処法
安静・アイシング:痛みが強い場合はまず休ませて、アイスパックなどで冷やす。
ストレッチ & 筋トレ(痛みが軽くなってから):前腕の伸筋群をストレッチ・手首を反らす・曲げる運動(ゴムボールを握るなど)
サポーター・テニスエルボーバンド:前腕に巻いて、筋肉の負担を軽減
フォームの見直し:テニスコーチに相談して、バックハンドの動きをチェック
ばね指
「ばね指(ばねゆび)」は、医学的には「狭窄性腱鞘炎(きょうさくせいけんしょうえん)」と呼ばれ、指の腱や腱鞘(けんしょう=腱を包むトンネルのような組織)に炎症が起こることで、指の動きがスムーズにいかなくなり、特に曲げ伸ばしの際に引っかかるような感じや「カクン」と跳ねるような症状が出る状態です。
症状
指を曲げたり伸ばしたりすると引っかかる
引っかかったあと「ばね」のように勢いよく動く
朝に症状が強く出ることが多い
指の付け根(特に手のひら側)に痛みや腫れ、こわばり
重度になると指が固まって動かなくな
原因
指の使いすぎ(パソコン、スマホ、楽器演奏、手作業など)
更年期(女性に多い)
妊娠・出産後のホルモンバランスの変化
糖尿病、リウマチなどの持病が関係することも
予防・対策
指のストレッチやマッサージ
長時間の手作業を避ける、途中で休憩をとる
指や手首を冷やしすぎない
なるべく無理な力を指にかけない
外反母趾
外反母趾(がいはんぼし、英語: hallux valgus)は、足の親指(母趾)が外側(小指側)に曲がり、付け根の関節(中足趾節関節:MTP関節)が内側に突き出す状態のことです。一般的には、以下のような特徴や原因、対処法があります。
症状
親指が小指の方向に曲がっている
親指の付け根が赤く腫れて痛む(特に靴に当たる部分)
ひどくなると隣の指(第2趾)に重なったり、タコや魚の目ができやすくなる
原因
遺伝的要素:家族に外反母趾の人がいると発症リスクが高くなる
靴の影響:先が細い靴、ヒールの高い靴などを長時間履く習慣
偏平足:足のアーチが崩れると親指に負担がかかりやすい
女性に多い:骨格の違いや靴の選択肢などの要因
対処
足に合った靴の選択(幅広で指先がゆったりしたもの)
インソールや足底板の使用
足指の運動・ストレッチ(タオルギャザーや足指じゃんけんなど)
外反母趾用のサポーターや装具
日常生活でできること
裸足で過ごす時間を増やす
なるべくヒールや細い靴を避ける
足指の体操を習慣にする
機能性便秘
「機能性便秘(きのうせいべんぴ)」は、明らかな器質的な病変(たとえば腫瘍や炎症など)がなく、腸の働きの乱れによって便秘が起きている状態のことを指します。大きく分けて以下のようなタイプに分類されます。
機能性便秘の主なタイプ
弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)
大腸の運動が弱く、便がゆっくりとしか進まないために水分が吸収されすぎてしまい、便が硬くなるタイプ。
原因:運動不足、水分・食物繊維不足、高齢者に多い
対策:水分・食物繊維の摂取、運動習慣の改善
けいれん性便秘
大腸の動きが過敏になり、部分的にけいれんのような収縮が起こって便がスムーズに通れなくなるタイプ。
原因:ストレス、過敏性腸症候群(IBS)など
対策:リラックス、ストレスケア、低FODMAP食など
直腸性便秘(習慣性便秘)
便意を我慢する習慣などで、直腸に便が溜まっても排便反射が起きにくくなるタイプ。
原因:トイレを我慢する習慣、排便のタイミングを逃すこと
対策:規則正しい生活、便意を感じたらすぐトイレに行く習慣
共通の対処法
食物繊維を増やす(野菜、果物、全粒穀物)
水分をしっかり摂る
毎日の軽い運動(ウォーキングなど)
トイレの時間を決めておく(毎朝など)
便意を我慢しない
慢性頭痛
慢性頭痛は、週に何日も、または毎日のように繰り返し起こる頭痛のことを指します。
慢性頭痛のタイプ
緊張型頭痛(Tension-type headache)
頭全体が締めつけられるような痛み
ストレス、肩こり、目の疲れなどが原因
比較的軽度~中程度の痛みで、日常生活は可能なことが多い
片頭痛(Migraine
ズキズキと脈打つような痛みが片側に起きる
吐き気、光や音に対する過敏を伴うこともある
女性に多く、ホルモンの影響やストレス、睡眠不足が誘因になることもある
群発頭痛(Cluster headache)
一側の目の奥に激しい痛みが出る
季節の変わり目などに集中して発作的に起きる
男性に多く、アルコールが引き金になることもある
対処法
生活習慣の見直し:十分な睡眠・規則正しい食事・ストレスの軽減
頭痛日記の記録:頻度やトリガーを把握して対策を立てやすくする
冷え症
「冷え症(ひえしょう)」は、手足や体の一部、あるいは全身が冷たく感じる状態のことを指します。医学的には明確な病気とはされないこともありますが、本人にとっては非常につらい症状です。特に女性に多く見られます。
原因
血行不良:運動不足や筋力低下により血液の流れが悪くなります。
自律神経の乱れ:ストレスや生活リズムの乱れにより、体温調節がうまくいかなくなります。
ホルモンバランスの変化:特に女性は月経・妊娠・更年期などの影響を受けやすいです。
貧血や低血圧:体の隅々にまで酸素や栄養が届きにくくなります。
食生活の乱れ:体を冷やす食品の摂りすぎなど。
改善方法・対策
食生活
体を温める食材:生姜、ねぎ、にんにく、かぼちゃ、根菜類
温かい飲み物:白湯、生姜湯、ホット豆乳など
運動・ストレッチ
軽い有酸素運動(ウォーキングなど)
足首回し・ふくらはぎマッサージで血流促進
生活習慣
湯船に浸かる(38~40℃のお湯で15~20分)
冷えやすい部分(首、手首、足首)を冷やさない
睡眠をしっかりとる
漢方やサプリ
「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」などの漢方薬が使われることもあります。
更年期障害
更年期障害(こうねんきしょうがい)」は、主に女性が閉経前後(おおよそ45〜55歳)に経験する、ホルモンバランスの変化によって起こるさまざまな身体的・精神的な不調を指します。ただし、男性にも似たような症状が現れることがあり、それは「男性更年期障害」などと呼ばれることもあります。
症状
身体的症状
ホットフラッシュ(ほてり、のぼせ)
発汗(特に寝汗)
動悸、息切れ
肩こり、腰痛、関節の痛み
頭痛、めまい
疲れやすさ
精神的症状
イライラ、怒りっぽい
不安感、抑うつ気分
集中力の低下
睡眠障害(不眠)
心理的サポート
メンタル面のケアもとても大事です。
生活習慣の見直し
栄養バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠、ストレスの軽減などが大切です。
Link
大阪府鍼灸師会 | 大阪府鍼灸師会は当院の所属団体です。 |
---|
加川鍼灸院 | 大阪市北区南森町の中医鍼灸治療院です。 |
---|---|
片岡鍼灸院 | 徳島市の鍼灸院です。 |
高槻から健康を | 健康情報満載です。 |
---|
hitsuji89 | かわいいイラストです。 |
---|
おまけ
おみくじ
じゃんけん
コンピューター:
結果:
あなた:
BMI(Body Mass Index)計算
BMI(Body Mass Index)とは、体重と身長の関係から肥満度を判定する指標です。
BMI = [体重(kg)] ÷ [身長(m)²]
適正体重 = [身長(m)²] × 22
< BMI と肥満度 >
BMI 値 : 肥満度
18.5未満 : やせ
18.5~25未満 : 普通
25~30未満 : 肥満
30以上 : 高度肥満